日本ななめ読み-2


 
最近の、テレビニュース番組の政治討論番組などなどには、殆ど芸能人が出演しており、他の共演者も芸能人化されているように見受けられる、近代天皇制国家を確立した明治天皇の玄孫である大学の教授が共演し、現状批判を声を荒立て、ひとの発言を押しのけての自論を展開するが、明治天皇の品格を下げ、現天皇陛下がお気の毒である、この御仁は自身がどの様に見られているか、先ず気が付いていないでしょう、で無ければ天皇家の血縁を伏してのテレビ出演であったはずであるし、メデイアもこれ等の事実を知って、登場させ、面白おかしくする事により視聴率を得る為の事であるぐらいは推察できますが、私から見れば、故人とは言え明治天皇をも利用させられ、その血縁者も哀れなものであり、周りの人達の配慮が無さ過ぎると思います。最近の大学の教授も品格が落ちたものだが、その教授を罵倒する老人俳優がいるが、頻繁にやると度が過ぎ自身でも収集できなくなる、これが芸人として見過ごされるのであり、メデイアの目論見でもある、これ等の事実をないがしろにし、無関心を装う事が正しいことでしょうか。また戦前から日本に居住している台湾生まれの女性がこれも声を荒だてて自論を言う、その一説、日本の植民地時代が良かったと言う、何処の国民が外国により植民地化されて良しとするものがいるでしょうか、日本人が嫌う言葉である売国奴である、日本が敗戦した時,この人は何に涙を流したでしょうか、その後の台湾が自由陣営ために何をしたのか、何であれ、このように日本に媚を売る過去の親日派外国老人をもメデイアに出演させている事自体が、体制主導の要素を図り知る事が出来ます。
 その他、出演が多い職種が、元のつく、元検事、判事の弁護士、同じ官僚である元外交官に始まって税務官、自衛官、警察官、を含む元官僚OB、現役官僚時代の人脈、現職時代の権限を最大限に酷使し民間に天下りする、最大条件が、如何に官庁とのパイプ大きく、中央庁に近い人脈を抱えている事が重要あること、日本社会は天下り天国で、民間企業体をも含め官僚達が日本を支配していると言っても過言ではありません、テレビに登場の弁護士は殆どが元判事、検事であり、社会の組織を監査する機関の総てが天下り官僚が牛耳っているのが実態である。報道関連企画に出演するコメンテーターの殆どが、この人達だと言っても間違いありません。
 次に大学関係者、学者である、政府の関連諮問機関などに登用を目論んでいる輩たちは体制を取り繕うとするプロパガンダである。日本の政府、民間で生じた問題を処理す三者機関設置も問題で利権化されポスト争いの元となっている
 特に酷すぎるのがメデイアに従事する者達自身である、日本の報道は官の情報を得て成り立って いる事が問題であると思います、メデイアは官の各省庁から裁判所・警察署・に始まり、全国都道府県の各関連機関総てに記者クラブを設けており、そのクラブより情報を頂きテレビ、新聞報道が成り立っている事が問題でしょう、国家機関から配給される資料・情報提供されメデイア総てが管理下にあるといっても過言で無いでしょう。出過ぎると日本独特な村八分制裁、日本のトップのジャーナリストが政治家と馴れ合いをせざる得ない体質で、体制のプロパガンダと言われても仕方ないでしょう、テレビ番組に出ての編集、解説する委員らの発言をよく聞き取れば分ります、ジャーナリズムがジャーナリストの美名を履き違え、ジャーナリストが権力をもつものの監視怠り、論壇を歪め、弱者に手を差し伸べる事を怠るどころか、大衆をないがしろに、真実をも軽視し無責任を装っている姿勢が問題でしょう。
 日本を代表すると言うよりも日本国営放送であるトップ発言を聞いても良く分かると思います、私はこの人の一連の発言行動は大変な事を言っていると思いますが、殆ど変動無く終始、民間で酷いのが産経系、読売系メデイアでしょう、公共の機関でのヘイスピーチが平然とされている事に異議を唱える者がいない、面白おかしくやれば良いのである。欧米批判はしないが、アジアの日本にとって一番近い隣国の政治・社会問題の不祥事があれば鬼の首を取ったか如く批判する、自国日本に目を向け討論すべき事を、外国の政治家より日本の政治家がどれだけ立派かお聞きしたいものである、日本社会の現状は正常なんですか問題は無いのですかと私は問い質したい。他のメデイアらも萎縮してか政府与党批判を余りしないように見受かられます、と言うよりもお友達的な人、代弁者と思われる人らが表にたち過ぎてはいませんか。ジャーナリストの皆さんはテのレビ画面の後ろにいる本当の国民の姿が見えていないのです。強大に成りつつある政治体制側に寄り揃うとする事に心が奪われ本質を見間違えているのではありませんか、戦前の大政翼賛会体制を先導したメデイアの事を思い出されます、時代を超え現在に及んで、又も見え隠れしている亡霊を感じるのですが、間違いである事を願ってやみません。