日本を理解したい
昨今、日本社会で声高に論議されている、学者が、各界のエリート達が、メデイアを通じ、日本の防衛論を言う、平和を主張する、其の為には武力、軍隊を持つ必要を説くわけである、果たして正論でしょうか。近世、日本の夜明け、後鳥羽上皇の願いであった、王政復古が明治維新により叶い、国内体制の維持を図る為に言った征韓論を思い起こします。アジアの中でいち早く西欧先進国の制度を取りいれ、西欧の利益に繋がっている事を知っての事は別にして、武器供与をも受け、アジア大陸進出を狙っていたのである。、国益を得るには国土を広げる事、所謂、侵略による西洋式植民地政策を見習ったでのであり、帝政日本の富国強兵政策の実践である。昨今、この事実を持って侵略では無く、戦争行為を正当化する者が多いが、近代、戦争に大儀が仮にあっても、侵略には大儀が無いのである。
帝政日本建国当時のアジア情勢は、封建制度の崩壊時期でもあり、政情不安で政権が危機に瀕していた国が殆どであること事もあって、西洋の中古武器であっても十分恫喝でき、相手国には脅威であった事でしょう。口実をつけ、当時の韓国、李王朝を支配下にする事は簡単だったと思います。日本は韓国を植民地してから、敗戦までの半世紀に亘って侵略戦争をしてきた事実を忘れては成らないでしょう。
最近、日本は経済力を付けた事からして、理不尽な発言力を多発、内容も右傾化され、言葉尻が横柄で品位に欠け、謙虚さがありません。平和を訴え、戦争の悲惨さを訴えてはいるが、よく聞いていると、殆どの日本人自身が戦争により受けた被害話を言う、略奪した他人の国土を、外地とは聞えのいい言葉では有りますが、そうでは無く侵略地なのである。その地に軍隊を背景に、一般日本人までが居座り、略奪し、まるで自国のように装った事を忘れてはしませんか、その時、侵略された人達の心情を、少しでも考えて見た事が有りますか。
敗戦により当地から、逃亡時の苦労、捕虜になり生死を共にした苦労話、敗戦間直の国内での空襲被害から、核爆弾による被害等の話がメデイアを通じよく聞きます、戦争を起こした者が被害を受けた事を主張する。しかし、・侵略戦争を起こしたのは私達日本人です申しわけありません・と言う一言を私達は聞いたことがありません。又日本人は戦争と言うが、日本が行ったのは侵略戦争であります、侵略地での人達をどの様な扱いをしていたのか、人は奴隷扱いであり、国土の搾取であります。植民地での人達に同じ皇国臣民であると言わせてはいたが、それは詭弁でしょう、又、ある学者が当時日本は植民地の人達に自国の国籍を与えた唯一の国だとテレビ報道で自慢げに主張されていましたが無知で論外である。
又、侵略地では鉄道を引き、発電所を設け電力設備引いたと言う、誰の為にでしょうか、侵略者が奴隷のためにやられたとでも言いたいのでしょうか、総ては侵略統治者らの為のものである事は、誰の目から見ても当然の事であり、奴隷が鉄道を利用し、家に電気が引く余裕など有り得ない事である、総ては統治者の便宜を図る為のものであり、その恩恵を受ける者は侵略者だけの特権であった。侵略された貧困者が、当時高価である鉄道、電気を利用出来る道理がありません、居るとすれば、日本人がよく言う、親日派、侵略者の御用聞きであった僅かな富裕層である、日本人は未だ以ってしても、詭弁を言うのだから、これを裏返して言えば、いかに、日本人は植民地での行動が非道であった証拠とも取れるのである。略奪、搾取は常套手段であったはずである、でなければ、侵略の意味がないのである。 人を苦役に、それに足りず、日本国内での人手不足には、高賃金を与えると称し連れ込み、嘘がばれると高圧的な態度にでる、後ろ盾には軍部がある事からして、女性にせよ、男性であれ必要箇所に応じた、所謂、強制連行が実施された事は間違いないのである。戦争は悲惨なものだと言う日本人は、それは韓国を含むアジアの地で、日本が行った悲惨な侵略略奪行為の現状を見て知っていたからではないでしょうか。日本が侵略した地は天国であったとでも言いたいのですか、で無ければ日本敗戦時、夜逃げ同然と言ってもいい程、争って日本に逃げ帰る必要性が有ったでしょうか、非道行為をした事の報復の恐れ、そうさせたのでは有りませんか。
戦中に起こした人権を無視した非道行為の追及に対し日本政府のエリートたちは事実を否定、事実ならば、証拠を出せと言う、全く論外であります。
敗戦をまじかに迫った侵略者たちが、軍人達が、公文書などに侵略時の不法、非道行為を示した証拠を大事に保管すると思いますか。犯罪者は証拠を少しでも無くす為、焼却抹消するのが常套手段であります。残虐非道な証拠は、証拠が無い事が証拠の証で有ると確信するものである。 日本人は武士道精神をよく用いるが、其れなのに、潔さが見られませんし、謙虚さがありません。戦争の悲惨な被害を言うならば、自らが起こした戦争で、日本人被害者の数倍の尊い生命が侵略者らの強欲を満たす為に奪われ、無慈悲な略奪を受けた、何の非も無い民が、未だに、苦しみを拭いきれないでいる者が居てると言う事を知ってもらいたい、真実に勝るものはありません。
日本は、アジアの歴史には触れようとはせず、パフオーマンスもしないが、西欧社会に向けての発進事がパフオーマンスでなければ、日本が信頼、信奉する国から頂いた憲法が有るではありませんか、日本が先の戦争を本当に反省をしていると言うならば憲法を守ってください、屁理屈を言う必要はありません、戦勝国の押し付け憲法だから駄目なんだとか、だから、自主憲法をと言っていますが、いいものなら、いいではありませんか、感謝すべきでは有りませんか。日本国憲法第2章に戦争の放棄と言う項目があります。
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇
又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達する為に、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
こんな立派な憲法を持っている国は先ず無いと思います。日本は立憲主義国として、その役目を果たす義務がある事を放棄しないでください。
同時に日本国は対外的には立憲主義国を自負しながら、既に国憲を踏みにじっている事に対し、その前途を危惧してやみません。
2015年8月6日
反共主義者同盟 金得洙