再び拝啓大統領殿
 李明博大統領殿、大統領は訪日歓迎パーティのおり、新韓銀行創立者として、李熙健氏と握手し、その労?を労っておられました。しかし大統領!新韓銀行の創立者は、李熙健のような一パチンコ屋ではありません。新韓銀行は、日本に居住し、戦後の日本経済を底辺から支えてきた多くの韓国人同胞が、祖国の繁栄を願って、資金を出し合い、その結果生まれたものなのです。間違っても李熙健氏個人の功績ではありません。しかも彼は私利私欲に走り、在日同胞の共有財産である民族銀行を、その一族で私物化し、代表権・代表者を世襲し、不正を重ね、破綻に追いやった張本人として、日本の司直の裁きを受けているのです。また、パーティに同席した崔鐘太氏も民族銀行の理事で、その上、関連会社の融資が焦げ付き、整理回収機構より、自宅、事業関連パチンコ店他の不動産を大口債務者として裁判所の法的措置をとられた実質的な破産者です。日本では経済活動が行えない者であり、李熙健氏同様、民族銀行を破綻させた責任者なのです。経済の法的措置を受けたものが、経済を支え、指導的立場を示さねばならない商工会の会長に選ばれるのは、在日韓国人社会ぐらいのものでしょう。
 私たち、在日韓国人は、破綻した民族銀行の負債を帳消しにするため、日本国より二兆八千億円もの公的資金を受けるに至りました。訪日パーティ、大統領就任式に出席した千人あまりの愛国者の中にも、その責任を問われるべき人たちがいたでありましょう。彼らは、日本に在住する同胞・大多数の弱小企業者から愛国心を謳い文句に出資や預金を強要させ、、その反面、融資は一握りの者たちを優先し、不正が不正を産み、同胞を裏切ったあげくに破綻においやり、そのつけを日本国に押しつけていたのです。
 大統領!大統領は、過去に於いて韓国社会の不条理を訴え、体制を批判。そしてその思想を企業の中で育み、実践し、今日の地位を築かれました。それはご自身の努力とご家族の理解そして社会への責任感の賜と、私は考えます。また、大統領は、就任にあたり、長年の経験から、経済面に重点を置いた国家再構築を果たすと約束されました。大統領!在日韓国人の中には、社会的責任を放棄し、時の権力に媚びを売り、大統領と長年親交があるが如くふるまう輩が蔓延っております。このような者たちを、どうかお近づけにならぬよう、ご注意申し上げます。
 民族銀行の破綻に関わって司直の裁きを受けた者、又、破綻の要因となった大口債務者の氏名は、反共主義者同盟のホームページにおいて、今後、順次、掲載していく予定です。