暗躍する青木一派と近畿産業信用組合

 破綻した「関西興銀」の美味しいところだけを引き継いだ近畿産業信用組合(本社・元関西興銀本社)が自信組のトップであり代表理事である会長職の兪奉植(青木定雄=京都・MKタクシーのオーナーも兼務)の長男の企業へ無担保で17億円を融資した。しかしこれには裏があって、17億円のうち15億円は自信組の代表理事であり、会長職の兪奉植(青木定雄)がオーナーを務めるMKタクシーへ転貸されていた。まさにお手盛り経営、放漫経営、情実貸し付けの最たるものである。信用組合等の不正貸し出しは、そのスタートの組織人事の時から芽生える。関西興銀がそうであった。息子を理事長職につけるために、その上に会長職を設けた。その頃から急激に経営が悪化している。今回の近畿産業信用組合の場合、無担保貸出しを可能にしたその人事の陣容を見てみよう。まず非常勤とはいえ、理事長の上に任意の会長職を設けた。法的には代表理事である。これがお手盛り貸出しの張本人兪奉植(青木定雄)である。そのほかに法的な代表幹事が二名。一名が金融関係に無知な兪奉植(青木定雄)会長の実弟(年収2000万円)、もう一名が同志社大学経済学部卒の元京都中央信用金庫理事長で京都レジホンセンターセントラルトラベル椛纒\取締役であった常勤の理事長長谷川昌三で(現在理事相談役)、現在は黒い噂で破綻した新京都信販の幹部であった八田富夫が理事長である。代表理事はこの三名である。二対一では青木の勝。かくてお手盛貸出は一歩前進ということになる。
その他、理事で任意の副会長が三名、
俗に言う〃パチンコ屋大阪三人男〃の
◎郭裕之(日本名・中山裕之、裕進観光且ミ長)
◎金栄昌(日本名・大川清、大川商事会長)
◎田宅相(日本名・延田清一、延田興業渇長)
である。

これらの名前は使用途によって二種類に使い分けられている。一方は日本国内向け、もう一方は民団あるいは本国向けである。韓国向けの名簿には、すでに日本に帰化しているにもかかわらず旧名の韓国名を使用している者もいる。バブルで荒稼ぎしていた頃はいっさい韓国名を使わず、在日韓国人社会に近づきもしなかった者が、この不況で、在日社会へ揉み手で近づいて来たと兎角噂のある人物も加わって居る。
次は理事の内から眷族を摘発してみよう

◎兪昌根(京栄水道且ミ長。会長と同姓というだけの理由)
◎金在河(日本名・松井在河)京都西京病院院長、会長の友人で、大手消費者金融「アイフル」の福田吉孝とは京都西院の朝鮮総連時代からの悪友
◎野口功、MK石油且ミ長
◎結城兪(韓国名・兪博=青木会長の甥)、大阪MK且ミ長

理事17名の内、7名を一族もしくは眷族で占めているのである。

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